大和弥生文化の会
会誌「みずほ」


掲載原稿





 1号 (1991年3月)
巻頭言 発足にあたって 藤田三郎
例会報告 桜井市芝遺跡(寺ノ前地区)の検討会 松本洋明
大和弥生文化の会への期待 桑原久男
弥生だより 布留―豊井打破り地区―遺跡の調査 池田保信 10



 2号 (1991年6月)
巻頭言 会の運営方針 橋本裕行
例会報告 田原本町唐古・鍵遺跡の検討 桑原久男
末永先生の思い出と唐古・鍵遺跡
 ―末永雅雄博士を偲んで―
藤田三郎
ちゃがゆ ―末永先生を偲ぶ― 松本洋明 10
弥生だより 天理市平等坊・岩室遺跡(第8次)の調査 青木勘時 12




 3号 (1991年10月)
巻頭言 仲秋の名月 池田保信
例会報告 坪井・大福遺跡の検討 橋本裕行
坪井・大福遺跡の調査から 松本洋明 18
藤田・松本両氏に問う 豆谷和之 21
弥生ムラの空間構成 桑原久男 24
唐古・鍵遺跡の銅鐸形土製品 藤田三郎 26
弥生だより 桜井市埋蔵文化財センタ―秋季特別展
 『磯城・磐余の時代』―大和の古代邸宅―展
清水眞一 30



 4号 (1992年3月)
巻頭言 一周年に思う 桑原久男
例会報告 鴨都波遺跡の検討 松本洋明
研究ノ―ト 「東日本弥生土器絵画・記号総論」補遺 橋本裕行 20
藤田・松本両氏に問う(下) 豆谷和之 24
“Notes”より 山川 均 28
大和弥生文化の会活動記録 会事務局 29
資料紹介 被篭土器の新例 藤井妙子・
清水眞一
30
弥生だより 桜井市埋蔵文化財センター春期特別展
  『纒向遺跡発掘20年史』展
清水眞一 32



 5号 (1992年6月)
巻頭言 懐想の考古学 松本洋明
例会報告 宮滝遺跡の検討 藤田三郎
宮滝遺跡の土器 藤田三郎 12
大和に於ける石器の出土状況  ―弥生時代後期bP― 池田保信 16
唐古を離れて 豆谷和之 22
藤田・松本両氏に問う ―引用文献一覧表― 豆谷和之 23
資料紹介 平等坊・岩室遺跡における外来系土器の一例 大嶋和則 24
円頭を持つ祭祀用?木製品 清水眞一 26
弥生だより 天理市「長寺遺跡」第7・8次調査の案内 松本洋明 28



 6号 (1992年9月)
巻頭言 倭国大乱 豆谷和之
例会報告 平等坊・岩室遺跡の検討 池田保信
平等坊・岩室遺跡第8次調査の概略 青木勘時 10
資料紹介 天理市平等坊・岩室遺跡出土の東海系土器 岩崎しのぶ 14
大和弥生文化の会会誌「みずほ」 バックナンバ―の紹介 会事務局 16
大和における土器様式(1)  ―豆谷和之氏にこたえて― 藤田三郎 17
研究ノ―ト 北部九州の井戸 ―主に土器の出土状況について― 川上洋一 18
「長方形区画文を持つ浅鉢」について 豆谷和之 22
資料紹介 桜井市大福遺跡採集の布留型甕 次山 淳 27
分銅形土製品に寄せて 清水眞一 30
大和弥生文化の会例会参加者(第1〜6回) 会事務局 31
弥生だより 香芝市二上山博物館 秋季特別展 「弥生人の『鳥獣戯画』」 佐藤良二 32



 7号 (1993年1月)
巻頭言 2.5―21.5 3.3―13.0 山川 均
例会報告 矢田丘陵東麓の弥生遺跡の検討 柳沢一宏
研究ノ―ト 住居に付属する溝状遺構について(1) 橋本裕行 16
弥生土器・考察T ―水壷の出現― 松本洋明 20
大和に於ける石器の出土状況  ―弥生時代後期bQ― 池田保信 25
弥生期の玉生産・特に水晶生産について 清水眞一 29
弥生だより 唐古・鍵遺跡の調査 藤田三郎 32



 8号 (1993年5月)
巻頭言 大和の弥生土器を前に 川上洋一
例会報告 四分遺跡の検討 山川 均
研究ノ―ト 住居に付属する溝状遺構について(2) 橋本裕行 13
弥生土器・考察U ―水壷の出現(後編)― 松本洋明 18
資料紹介 手焙り形土器の一例 青木勘時・
西山陽子
24
大和と丹後の水晶玉について 清水眞一・
藤田三郎
28
大和弥生文化の会運営についてのアンケ―ト結果 会事務局 30
「みずほ」バックナンバ―のおしらせ 会事務局 31
弥生だより 平等坊・岩室遺跡の調査 青木勘時 32



 9号 (1993年9月)
巻頭言 長雨と冷夏 柳沢一宏
例会報告 一町遺跡の検討 川上洋一
排除される“中間項”を中心に 石黒立人 19
弥生土器・考察V ―大和型甕と土器作りの専業(前編)― 松本洋明 24
一枚の写真から  ―森本六爾氏生誕90周年に寄せて― 清水眞一 30
近畿前期弥生土器成立論(上) 豆谷和之 32
弥生土器における土器絵画(1) 藤田三郎 36
みずほ執筆のご案内 会事務局 39
弥生だより 天理市・長寺遺跡の調査 松本洋明 40



 10号 (1993年12月)
巻頭言 最近思うこと 青木勘時
例会報告 長寺・東大寺遺跡の検討 辻本宗久
研究ノ―ト 紀伊の高地性集落(遺跡) ―前編― 土井孝之 14
丘のムラと低地のムラ 宮崎康雄 20
随想 私の森本六爾論 清水眞一 24
研究ノ―ト 弥生土器における土器絵画(2) 藤田三郎 26
青銅器の埋納を考える 桑原久男 32
近畿前期弥生土器成立論(下) 豆谷和之 36
情報の栞 『みずほ』執筆のご案内 会事務局 41
『みずほ』目録(1〜10号) 会事務局 42
唐古・鍵遺跡の発掘調査 藤田三郎 44



 11号 (1994年3月)
巻頭言 「みずほ」から「倭国大乱」へ 藤田三郎
例会報告 中曽司遺跡の検討 青木勘時
事例報告 紀伊の高地性集落(遺跡) ―後編― 土井孝之 12
研究ノ―ト 弥生土器・考察W
 ―大和型甕と土器作り集団の出現(中編)―
松本洋明 17
遺跡紹介 最近の吉野ケ里遺跡の発掘調査
 ―弥生時代後期の新たな環濠区画の調査―
七田忠昭 24
池尻遺跡の木葉紋の土器について 前沢郁浩 30
書評 鈴木正博『荒海貝塚研究と大阪湾、「ステイング」風に』 豆谷和之 33
随筆 ヨコナデへの拘りと弥生甕の地域色 森岡秀人 34
纒向遺跡をふりかえって 清水眞一 40
文献案内 奈良県内の文献紹介 会事務局 42
弥生だより 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館平成6年度春期特別展
 倭人の世界―韓の東南大海中の弥生文化―
川上洋一 44
情報の栞 45



 12号 (1994年7月)
巻頭言 鄙の呟き 辻本宗久
例会報告 平等坊・岩室遺跡の検討U 池田保信
研究ノ―ト 近江の弥生時代 宮崎幹也 11
墓壙内破砕土器供献(上)
 ―近畿北部弥生墳墓土器供献の一様相―
肥後弘幸 18
弥生土器・考察X
 ―大和型甕と土器作り集団の出現(後編)―
松本洋明 24
弥生土器における土器絵画(3) 藤田三郎 32
遺跡紹介 田中廃寺下層の方形周溝墓について 竹田政敬 36
随筆 過去の物質文化を「読む」と言うこと 桑原久男 38
末永雅雄先生の3周忌に寄せて 清水眞一 42
文献案内 奈良県の文献紹介(その2) 43
発掘情報 奈良県の調査紹介(平成5年度) 44
弥生だより 北葛城郡當麻町 太田遺跡(古墳時代前期集落) 今尾文昭 48
情報の栞 49



 13号 (1994年9月)
巻頭言 D51とデゴイチ 松本洋明
例会報告 多遺跡の検討 前沢郁浩
研究ノ―ト 墓壙内破砕土器供献(下)
 ―近畿北部弥生墳墓土器供献の一様相―
肥後弘幸 12
大和における庄内甕の動向
 ―特にその初現期から盛行期にかけての在り方について(前編)―
青木勘時 18
地域紹介 大和・口宇陀地域の弥生遺跡(1) 柳澤一宏 22
遺跡紹介 ゼニヤクボ遺跡の発掘 植松宏益 28
随筆 中国・雲南の高床集落を訪ねて
 ―滄源県・翁丁村の場合―
小田富士雄 34
「専業」をめぐる断想 若林邦彦 42
弥生時代の掘立柱建物について 清水眞一 46
弥生だより 磯城郡田原本町 保津・宮古遺跡の調査 橋本裕行 48
情報の栞 49



 14号 (1994年12月)
巻頭言 「こわす」と「こわれる」 清水琢哉
例会報告 纒向遺跡の検討 青木勘時
研究ノ―ト 纒向遺跡のもつ性格とその意味 清水眞一 14
近畿地方の突帯文土器の壷、覚書き 佐藤由紀男 18
弥生土器における土器絵画(4) 藤田三郎 28
遺跡紹介 福井県福井市今市町今市岩畑遺跡
 ―特に本遺跡の玉作について―
広瀬時習・
赤澤徳明
34
資料紹介 天理市長寺遺跡出土の絵画土器 市村慎太郎 40
随筆 纒向の船 石野博信 42
纒向遺跡 萩原儀征 45
案内 研究集会の御案内 会事務局 46
弥生だより 桜井市芝遺跡の発掘調査 小池香津江 48
情報の栞 49



 15号 (1995年3月)
巻頭言 包含層の思い出 前沢郁浩
例会報告 平城京下層に於ける弥生遺跡の検討 清水琢哉
遺跡紹介 生駒市壱分町西畑(にしばたけ)遺跡
 ―中期の竪穴住居と方形周溝墓―
小栗明彦 22
資料紹介 坪井遺跡から出土した弥生前期の土器棺 斎藤明彦・
松本洋明
26
纒向遺跡出土の金属器の新例 清水眞一 35
平等坊・岩室遺跡出土 絵画土器の新例 大嶋和則・
和田和哉
36
研究ノ―ト 奈良市の弥生遺跡 ―平城京下層遺構にみる弥生集落― 秋山成人 38
福井県小羽山30号墓の調査成果について
 ―越地方最大の弥生時代首長墓―
古川 登 42
弥生時代の土器つくりノ―ト 田崎博之 47
タタキの民族誌 深澤芳樹 54
工字文から流水文へ 石川日出志 62
「少条凹線条痕深鉢」について 豆谷和之 70
大和における庄内甕の動向
 ―特にその初現期から盛行期にかけての在り方について(後編)―
青木勘時 80
星ヶ丘遺跡の鍛冶遺構について
 ―近畿地方における鉄器供給問題―
村上恭通 86
弥生時代石器研究に寄せて 黒沢 浩 92
弥生土器における土器絵画(5) 藤田三郎 99
提言 “オンラインみずほ”の提唱  桑原久男 100
文献案内 奈良県の文献案内 ―1994年3月〜1995年2月(1)― 会事務局 104
弥生だより 『図録 橿原市の文化財』刊行案内 竹田正則 106
情報の栞 107



 16号 (1995年7月)
巻頭言 魔法の鍵 名倉 聡
挨拶 研究集会を終えて 藤田三郎
集会報告 研究集会「大和の拠点集落を分析する」の報告(1) 竹田正則
発表報告 弥生中期集落の発達 桑原久男 11
低地性の遺跡と山間・丘陵上の遺跡の違いを考える
 ―中期集落から後期集落への展開―
橋本裕行 22
弥生集落から古墳集落へ
 ―奈良盆地における集落の変容とその画期―
青木勘時 33
遺跡紹介 桜井市・阿部丘陵における弥生時代遺跡 清水眞一 42
資料紹介 平野遺跡出土の絵画土器 北野 重 46
論文 大和の最古型式前方後円墳と宮山型特殊器台 近藤義郎 50
研究ノ―ト 生業からみた朝日遺跡 宮腰健司 66
ささやかな発見  ―銅鐸絵画に見る人物の裏と表― 腰原 綾 72
文献案内 奈良県の弥生文献 ―1994年3月〜1995年3月(2)― 会事務局 76
発掘情報 奈良県の弥生遺跡調査 ―1994年4月〜1995年3月― 会事務局 78
弥生だより 北葛城郡当麻町太田遺跡 ―庄内期の区画溝― 橋本裕行 82
情報の栞 83



17号 (1995年11月)
巻頭言 秋の夜の戯言 池田保信 1
例会報告 大和・宇陀地域における弥生遺跡の動態と伊賀南部における弥生遺跡の動向 秋山成人 2
地域紹介 伊賀南部における弥生遺跡の動向 門田了三 28
集会報告 研究集会「大和の拠点集落を分析する」のシンポジウム報告(2) 会事務局 30
研究集会についてのアンケート結果 会事務局 88
発表報告 集落の立地条件と環境 山川 均 48
集落内の構成要素
 ―特に井戸と木器貯蔵施設 について―
川上洋一 56
大和の前期集落とその社会 ―研究集会の発表 から― 松本洋明 62
遺跡紹介 大阪府豊中市における弥生時代後〜終末期の集 落と墓地の調査
 ―服部遺跡の最近の調査から―
服部聡志 92
資料紹介 桜井市吉備遺跡の弥生時代遺構・遺物 清水眞一 98
研究ノート 筑紫・吉備・大和
 ―遠賀川系土器の形から見た斉一性と地域性―
平井 勝 102
弥生だより 桜井市芝遺跡18次調査―弥生集落の西部― 佐々木好直 110
声聞 子供の描いた絵 池田保信 101
情報の栞 111



 18号 (1996年3月)
巻頭言 魂の図面 豆谷和之 1
例会報告 五條市原遺跡の検討 竹田正則 2
追悼 楠元哲夫さんを偲んで 藤田三郎 31
楠元哲夫君を想う 清水眞一 31
幻の古墳 柳澤一宏 33
楠元さんの思い出 竹田正則 35
地域紹介 紀ノ川流域の弥生遺跡 前田敬彦 36
資料紹介 京都府京北町塔遺跡の弥生土器 小池 寛 44
研究ノート 大形方形周溝墓から見た南関東弥生時代中期 社会 安藤広道 48
二上山と弥生時代の石器研究 有本雅巳 58
弥生だより 弥生の風景 ―唐古・鍵遺跡の発掘調査60年― 藤田三郎・
川上洋一
66
情報の栞 67



19号 (1996.7)
巻頭言 体験発掘 柳澤一宏 1
例会報告 生駒市所在西畑遺跡の検討 ―生駒山の西と東― 秋山成人 2
地域紹介 生駒西麓地域の弥生遺跡
 ―弥生遺跡動態の地域間比較のために―
若林邦彦 14
資料紹介 彼方遺跡出土の絵画土器『鹿を射る狩人』 粟田 薫 22
下明寺遺跡東用本地区出土の弥生土器について 露口真広 28
平等坊・岩室遺跡出土の銅釧 松本洋明・川村慎也 32
芝遺跡第20次調査出土の絵画土器 清水眞一 39
論文 前方部の誕生 近藤義郎 42
研究ノート 弥生〜古墳時代の土製装身具・覚書
 ―大和及びその周辺地域の事例検討より―
角南聡一郎・
吉田和彦
57
弥生だより 桜井市立埋蔵文化財センター平成8年度夏季企画展桜井市平成7年度速報展 清水眞一 70



20号 (1996.11)
巻 頭 言 米作りに想うこと 秋山成人 1
例会報告 大和高原―東山中―における弥生遺跡の動向 辻本宗久 2
会告 みずほ19号掲載論文の一部訂正とお詫びについて 大和弥生文化の会編集部 18
地域紹介 北伊賀における弥生遺跡の動向 福田典明 19
資料紹介 纒向遺跡第67次調査出土の鉄斧 清水眞一 26
平等坊・岩室遺跡出土の木製品(I) 青木勘時・
西山陽子
28
唐古・鍵遺跡出土の一絵画土器 藤田三郎 38
研究ノート 「西暦0年前後」 ―予告編― 豆谷和之 41
弥生時代中期・近畿地方と伊勢湾地方の年代 対比、および派生する問題(1) 石黒立人 44
吉武遺跡群に関する若干の問題
 ―「前期末、中期初頭」を中心に―
宮井善朗 56
随 筆 銅鐸の話・初級編(1) 酒井龍一 64
文献案内 奈良県の弥生文献(1)  ―1995年4月〜1996年3月― 会事務局 74
発掘情報 奈良県の弥生遺跡調査(1)  ―1995年4月〜1996年3月― 会事務局 76
弥生だより 唐古・鍵遺跡第60〜63次調査 藤田三郎 82



 21号 (1997.3)
巻頭言 『みずほ』のゆくえ 藤田三郎 1
例会報告 大和の方形周溝墓 松本洋明 2
唐古・鍵遺跡周辺の方形周溝墓 藤田三郎 12
地域紹介 天理市域の弥生遺跡(1) 池田保信 18
資料紹介 芝遺跡第20次調査出土の絵画土器・その2 清水眞一 28
大型建物絵画の新例
 ―八尾九原遺跡出土の絵 画土器―
豆谷和之・
小栗典子
30
東奈良遺跡表採の石臼について 前沢郁浩・
奥田尚
34
八日市地方遺跡出土の絵画土器 宮下幸夫・
橋 雅子
42
研究ノート 弥生時代中期・近畿地方と伊勢湾地方の並行関係、および派生する問題(2) 石黒立人 48
随筆 銅鐸の話・初級編(2) 酒井龍一 55
声聞 懺悔 豆谷和之 61
文献案内 奈良県の弥生文献(2)  ―1995年4月〜1996年3月― 会事務局 62
発掘情報 奈良県の弥生遺跡調査(2)  ―1995年4月〜1996年3月― 会事務局 64
弥生だより 桜井市芝遺跡第22次調査 ―弥生集落西南部― 橋本裕行 66



 22号 (1997.6)
巻頭言 「オンラインみずほ」の開設 桑原久男 1
例会報告 二上山周辺(北麓)の石器生産 橋本裕行 2
弥生時代槍先形石器の製作技術
 ―初歩的石器製作実験による楔形石器の機能・用途推定―
佐藤良二 12
大阪湾岸の石器生産と流通
 ―二上山サヌカイトを中心に―
禰宜田佳男 20
剥片からみた打製石剣の製作技術
 ―喜志遺跡出土資料を検討して―
粟田 薫 28
研究ノート 銅矛形石矛について 吉田 広 38
「西暦0年前後―I―」 豆谷和之 48
弥生時代中期・近畿地方と伊勢湾地方の並行関係、および派生する問題(3) 石黒立人 58
随 筆 ある男の死 ―前島巳基氏との出会いと別れ― 清水眞一 70
弥生だより 「オンラインみずほ」のご案内 会事務局 72



 23号 (1997.9)
巻頭言 最近の弥生・古墳絵画の動向 橋本裕行 1
例会報告 奈良盆地における弥生土器の胎土 清水琢哉 2
砂礫の採取地推定について 奥田尚 6
奈良盆地の地質 金原正明 12
追悼 久野さんを偲ぶ 宮崎泰史 16
あれから20年 大竹弘之 17
久野邦雄さんに捧げる 清水眞一 20
久野さんの思い出 藤田三郎 21
青銅器鋳型と焼き肉のタレの論理 前沢郁浩 19
遺跡紹介 保津・宮古遺跡の変遷について 清水琢哉 22
特殊表現をもつ弥生建物絵画
 ―池上曽根遺跡の新出資料速報―
秋山浩三・
小林和美・
仲原知之・
山崎頼人
30
研究ノ−ト 弥生時代前期の土器づくり
 ―一ノ口遺跡出土の焼土塊をめぐって―
柏原孝俊 42
土器焼成に関する二・三の予察(前編) 石橋新次 52
弥生時代暦年代論ノ−ト(1) 黒沢 浩 68
弥生だより 「弥生美術観」―弥生人の子供たち―
 香芝市二上山博物館第12回特別展
香芝市二上山博物館 76
「大和の高殿」―渦巻飾りから飛雲飾りへ―
 桜井市立埋蔵文化財センター平成九年秋特別展
清水眞一 77
唐古・鍵遺跡の調査(第65次) 藤田三郎 78
情報の栞 80



 24号 (1998.1)
巻 頭 言 雲南の市にて 川上洋一 1
例会報告 芝遺跡の検討(2) 小池香津江 2
芝遺跡第15・17次調査 小池香津江 30
第18次の調査概要 佐々木好直 34
芝遺跡第20次調査報告 清水眞一 36
芝遺跡21次調査概要 川上洋一 40
芝遺跡第22次調査概要 橋本裕行 41
遺跡紹介 大和で最初の大型棟持柱付掘立柱建物の発見 清水眞一 42
論 文 戈を持つ人 深澤芳樹 47
研究ノ−ト 土器焼成に関する二・三の予察(後編) 石橋新次 59
弥生時代暦年代論ノート(2) 黒沢 浩 76
「西暦0年前後―II―」 豆谷和之 92
情報の栞 100



 25号 (1998.3)
巻頭言 「大和第V様式」に思うこと 清水琢哉 1
例会報告 大和第II−1様式とその背景 豆谷和之 2
大和第II様式の土器 藤田三郎 8
唐古・鍵遺跡の大和第II様式の状況について 藤田三郎 26
大和第II−1様式の芝遺跡とその周辺 小池香津江 29
天理市の弥生前期遺跡について
 ―大和第II様式への展開と画期―
松本洋明 33
地域紹介 天理市域の弥生遺跡(2) 池田保信 44
資料紹介 奈良市芝辻遺跡出土の井堰と絵画土器 森下浩行 54
芝遺跡出土の大和第II様式土器群について 清水眞一 60
研究ノート 弥生と古墳の狭間のムラ(前篇)
 ―天理市柳本遺跡群の評価をめぐって―
青木勘時 64
論文 「打製石剣」―大形打製尖頭器―の成立をめぐる問題 村田幸子 74
文献案内 奈良県の弥生文献 ―1996年4月〜1997年3月― 会事務局 88
発掘情報 奈良県の弥生遺跡調査  ―1996年4月〜1997年3月― 会事務局 91



 26号 (1998.6)
巻頭言 弥生分村の蛍光と唐古・鍵遺跡の後光 露口真広 1
例会報告 大和第X様式とその前後 柳澤一宏 2
大和第X様式の土器 藤田三郎 16
天理市平等坊・岩室遺跡の大和X様式土器 青木勘時 24
紀伊の後期初頭の集落と土器 土井孝之 32
河内地域の中期末葉から後期初頭の土器 三好孝一 42
資料紹介 豊前遺跡の弥生土器 橋本輝彦・
小川裕子
48
芝遺跡出土の搬入土器 清水眞一 52
研究ノート 池上曽根遺跡の“特異”な弥生中期壺 秋山浩三・
長友朋子
55
随想 私の弥生彷徨ノートから(1)
 ―大和・中曽司遺跡とハンドオーガーの思い出―
森岡秀人 68
弥生だより 「50p下の桜井」―平成9年度 発掘速報―
 桜井市立埋蔵文化財センター平成10年夏の企画展のご案内
清水眞一 79
唐古・鍵遺跡の調査(第69次) 豆谷和之 80



 27号 (1998年10月)
巻頭言 研究会へのすすめ 池田保信 1
例会報告 大和における縄文土器の終末と弥生土器の出現 川上洋一 2
大和における縄文時代晩期の概要と土器 松田真一 8
前栽遺跡 泉 武 16
唐古・鍵遺跡とその周辺『大和における縄文土器の終末と弥生土器の出現』) 豆谷和之 20
第26回例会の(私の)課題点について 豆谷和之 30
資料紹介 大福遺跡第13次調査の特殊遺物 橋本輝彦・
豊福恵子
40
芝遺跡第27次発掘調査の出土土器 清水真一・
岩崎大介
42
京都府北部地域の松菊里型住居
 ―舞鶴市域の調査例から―
田代 弘 55
研究ノ―ト 池上曽根遺跡の土錘・石錘とその評価 秋山浩三・
後藤理加
61
弥生時代暦年代論ノ―ト(3) 黒沢 浩 73
随想 私の弥生彷徨ノ―トから(2)―唐古遺跡から唐古・鍵遺跡へ― 森岡秀人 86
弥生だより 宮ノ平遺跡の調査 橋本裕行 97
野洲町銅鐸博物館開館10周年記念特別展「銅鐸をつくる」・シンポジウム「銅鐸と邪馬台国」・銅鐸のまちサミット 進藤 武 98



 28号 (1999年1月)
巻頭言 嵐のあと 小池香津江 1
例会報告 竹内遺跡の検討 池田保信 2
竹内遺跡の北方地域における試掘調査 松田真一 13
竹内遺跡第10次調査の概要 佐々木好直 20
竹内遺跡第12・13次調査 大西貴夫 22
竹内遺跡第2・15次調査の概要 橋本裕行 24
第26回例会報告 突帯文土器と遠賀川系土器の関わり
 ―平等坊・岩室遺跡の調査から―
松本洋明 26
橿原市域の晩期縄文土器と前期弥生土器 露口真広 29
資料紹介 桜井市粟殿遺跡4次調査出土の縄文晩期土器について 清水真一 36
論文 池上曽根遺跡中枢部における大形建物・井戸の変遷(上) 秋山浩三 39
巨大環濠集落における漁撈専業度と“船着場”
 ―池上曽根遺跡の漁撈関連様相と弥生「都市」論のかかわりをめぐって―
秋山浩三・
後藤理加
65
随想  私の弥生彷徨ノ―トから(3)
 ―巨星・小林行雄博士を前にしての土器実測―
森岡秀人 86
弥生だより かしはらの歴史をさぐる6
 ―平成9年度埋蔵文化財発掘調査速報展―
橿原市教育委員会 103



 29号 (1999年4月)唐古・鍵遺跡国史跡指定記念特集号
巻頭言 秋(とき) 豆谷和之
例会報告 唐古・鍵遺跡群の検討 ―拠点集落と衛星集落― 小池香津江
清水風遺跡第1次調査の概要 井上義光
伴堂東遺跡・三河遺跡の概要 名倉聡 17
唐古・鍵ムラの衛星集落 藤田三郎・
豆谷和之
22
唐古・鍵遺跡特集「唐古・鍵遺跡の国史跡指定について」 田原本町教育委員会 38
竪穴の中の高床建物 石野博信 42
唐古・鍵遺跡第2次調査のこと、今日また明日 菅谷文則 48
唐古池に集った人々―もう一つの群像
  ―父忠志が遺した書簡と写真から―
七田忠昭 54
史跡になった唐古・鍵遺跡の思い出 松本洋明 60
唐古・鍵遺跡出土「楯をもつ人物」の絵画土器 藤田三郎 62
資料紹介 桜井市大福遺跡第12次調査出土のコシキ形土器について 清水眞一 70
随想 私の弥生彷徨ノ―トから(4) ―高地性集落研究余話@― 森岡秀人 72
弥生だより 平成11年度春季特別展〜桜井の弥生時代〜 中村利光 83



 30号 (1999年8月)
巻頭言 定期購読 柳澤一宏
例会報告 大和における井戸の成立と展開 桑原久男
弥生時代の井戸と唐古・鍵遺跡の井戸 藤田三郎 10
唐古・鍵遺跡第69次調査の井戸 豆谷和之 16
芝遺跡検出の井戸 小池香津江 22
大和の井戸とその周辺 川上洋一 24
池上曽根遺跡の弥生時代井戸諸態 秋山浩三 37
資料紹介 新発見の森本六爾氏の収集資料1 清水真一 58
小特集「東部瀬戸内地域における集落の様相」
東部瀬戸内地域の弥生集落
 ―中期後半における画期を中心に―
平井 勝 62
高松平野における集落の様相 大嶋和則・
川部浩司
76
播磨弥生社会はどう変わったか 岸本道昭 90
弥生集落研究の新動向(T)
 ―小特集「瀬戸内東部地域」に寄せて―
森岡秀人 101
覚書 竹内遺跡採集の石器と歴史的変遷 有本雅己 118
弥生だより 速報展『たわらもと′99』の開催〜唐古・鍵遺跡の調査成果を中心に〜 藤田三郎 130



 31号 (1999年10月)
巻頭言 坪井・大福遺跡近況 露口真広 1
例会報告 大和第Y様式の土器と集落 小池香津江 2
大和第Y様式の土器 藤田三郎 10
和爾・森本遺跡における大和第Y様式の遺構と遺物 近江俊秀 14
大和第Y様式の唐古・鍵遺跡 清水琢哉 16
資料紹介 新発見の森本六爾氏の収集資料2 清水真一 22
研究ノ―ト 弥生後期終末の土器とその位置付けについて
 ―大和第Y―4様式の解釈をめぐって―
青木勘時 26
論文 池上曽根遺跡中枢部における大形建物・井戸の変遷(下) 秋山浩三 36
小特集「大阪から紀伊水道地域における集落の様相」
徳島における集落の様相 近藤 玲 64
大阪平野における拠点集落の性格
 ―河内平野遺跡群を中心として―
若林邦彦 80
紀伊の弥生集落の様相 ―集落構成の特質と画期を求めて― 土井孝之 96
弥生集落研究の新動向(U)
 ―小特集「大阪から紀伊水道地域」に寄せて―
森岡秀人 114
弥生だより 平成11年度桜井市立埋蔵文化財センタ―秋季特別展
  「上流の村・下流の村」―大和・河内の弥生時代―
松宮昌樹 127



 32号 (2000年3月)
巻頭言 徒然なるままに 清岡廣子 1
例会報告 大和第V様式の地域性 名倉聡 2
大和第V様式考 ―大和第U様式と大和第V様式の比較― 松本洋明 7
芝遺跡のV様式の甕 小池香津江 12
大和第V様式の措定と甕の問題 藤田三郎 18
資料紹介 新発見の森本六爾氏の収集資料3 清水眞一 24
小特集「淀川流域における集落の様相」
淀川北岸の弥生集落 ―三島地域を中心に― 宮崎康雄 26
淀川左岸地域における弥生集落の動向 西田敏秀・
荒木幸治
40
山城地域における弥生集落の動態 伊藤淳史 58
弥生集落研究の新動向(V)
 ―小特集「淀川流域における集落の様相」に寄せて―
森岡秀人 74
展望 弥生土器デ―タベ―スの展望 藤田三郎 93
土器デ―タベ―ス開発への取り組み
 ―古墳・遺跡の指標となる土器デ―タ検索パイロットシステムの作成―
森澤和明・
森田敬子・
桐山吉生
94
弥生だより かしはらの歴史をさぐる7
 ―平成10年度埋蔵文化財発掘調査成果展―
露口真広 110



 33号 (2000年6月)
巻頭言 濠をごみで埋める 前沢郁浩 1
例会報告 唐古・鍵遺跡西地区の調査と大型建物 桑原久男 2
唐古・鍵遺跡の西部の環濠帯・居住区 藤田三郎 9
唐古・鍵遺跡第74次発掘調査概要報告 豆谷和之 12
唐古・鍵遺跡西地区の変遷 清水琢哉 26
追悼 亀田博氏との想い出 清水眞一 34
資料紹介 福井県武生市丹生郷遺跡D地点出土の特異な土器群について 青木元邦
赤澤徳明
36
小特集「琵琶湖周辺における集落の様相」
湖西地域における弥生集落の様相 横井川博之 46
湖南地域における弥生集落の動向
 ―野洲川流域の弥生時代中期後半から後期の集落をめぐって―
伴野幸一 60
近江・湖東地域の弥生集落 植田文雄 76
近江・湖北地域における弥生時代集落の様相
 ―中期から後期を中心に―
松室孝樹 90
弥生集落研究の新動向(W)
 ―小特集「琵琶湖周辺における集落の様相」に寄せて―
森岡秀人 105
弥生だより 第3回近畿弥生の会「滋賀場所」のご案内 伊庭 功 125




34号 (2000年11月)
巻頭言 物質文化論とヤミ族の銀製礼帽 桑原久男 1
例会報告 坪井・大福遺跡坪井地区の新所見と再検討 露口真広 2
坪井・大福遺跡坪井地区第13次の調査 露口真広 18
坪井・大福遺跡の検討から(U) 松本洋明 22
論文 口縁端部を刻まない甕〜山陰地域の遠賀川式土器〜 濱田延充 28
小特集「三重県における集落の様相」
北勢地域の弥生集落の様相 清水政宏 42
伊勢湾西岸域中部〜南部の弥生時代集落について 和気清章 58
伊賀盆地における弥生時代中期の集落様相 和気清章 72
祓川右岸地域の地形と弥生集落の様相 川崎志乃 82
志摩、紀伊半島における弥生遺跡 和気清章 89
弥生集落研究の新動向(X)
 ―小特集「三重県における集落の様相」に寄せて―
森岡秀人 92
弥生だより 唐古・鍵遺跡の調査(第79・80次) 豆谷和之 113




35号 (2001年4月)
巻頭言 21世紀になって 川上洋一 1
例会報告 環濠集落の終焉について 松本洋明 2
大和における環濠集落の終焉 豆谷和之 5
弥生環濠集落の終焉―唐古・鍵遺跡の場合― 豆谷和之 10
坪井・大福遺跡(坪井地区)における環濠の変遷 露口真広 16
論文 河内湾東・南縁部における弥生文化の受容と定着 三好孝一 20
研究ノート 環濠集落の終焉とその実相
 ―天理市平等坊・岩室遺跡の事例から―
青木勘時 34
随筆 環濠集落から扇状地集落へ 清水真一 46
会告 小特集「各地域における集落の様相」について 会 事務局 48
小特集「兵庫県東南部における集落の様相」
大阪湾北岸地域の弥生集落
 ―神戸市域を中心にして―
前田佳久 50
西摂地域の弥生集落 岡野慶隆 66
西摂津北部の弥生集落
 ―有馬・三田地域における弥生集落の検討―
山崎敏昭 82
弥生集落研究の新動向(Y)
 ―小特集「兵庫県東南部における集落の様相」に寄せて―
森岡秀人 103
遺跡だより 四条シナノ遺跡 本村充保 124
弥生だより 池上曽根史跡公園開園記念/唐古・鍵遺跡発見100年記念/大阪府立弥生文化博物館開館10周年記念
 平成13年度春季特別展『弥生都市は語る』
 ―環濠からのメッセージ−のご案内
藤田三郎・
地村邦夫
125




36号 (2001年10月)
巻頭言 河姆渡へ至る風景 前沢郁浩 1
例会報告 大和弥生後期社会の動態(前) 清水琢哉 2
大和後期社会の動態―奈良・郡山地域の検討― 川上洋一 5
都祁・天理地域における後期集落の動向 池田保信 15
磯城郡地域の弥生後期集落 藤田三郎 21
桜井地域 清水琢哉 26
資料紹介 香芝市藤ノ木丁遺跡出土の手焙形土器について 下大迫幹洋 33
溝咋遺跡出土の弥生時代前期前半土器群 濱野俊一・多賀晴司 37
地域紹介 天理市域の弥生遺跡(3) 池田保信 45
“戸水B式”を考えた!
 ―第1回北陸弥生文化研究会(2000年2月26・27日)の報告―
安 英樹 57
研究ノート 我がムラの土器は何か
 ―弥生土器の産地同定のための基礎的作業―
國下多美樹 76
弥生時代のサヌカイト製大型打製石器の研究の現状と当面の課題 粟田 薫 89
論文 出現期前方後方墳の検討 植田文雄 101




37号 (2002年5月)
巻頭言 また、その時季がやってくる 柳澤一宏 1
例会報告 大和弥生後期社会の動態(後) 辻本宗久 2
橿原地域 露口真広 4
葛城地域 前沢郁浩 14
宇陀地域 辻本宗久 17
大和弥生後期社会の動態 総括(座談会) 23
小特集「兵庫県北部における集落の様相」
兵庫丹波地域における弥生集落の動態 多賀茂治 37
南但馬における弥生集落の動向 田畑 基 53
北但馬における弥生集落の動向 松井敬代昭 82
弥生集落研究の新動向(Z)
 ―小特集「兵庫県北部における集落の様相」に寄せて―
森岡秀人 89
弥生だより 中遺跡の調査(第1次) 前坂尚志 108




38号 (2003年2月)
巻頭言 平成の市町村大合併 池田保信 1
例会報告1 多遺跡の検討(2) 川上洋一 2
多遺跡における前期末から中期初頭の環濠 本村充保 11
多遺跡第19次調査成果と環濠について 小栗明彦 15
矢部南遺跡第2次調査 豆谷和之 29
例会報告1 唐古・鍵遺跡周辺の方形周溝墓 柳沢一宏 33
阪手東遺跡第2次調査検出の方形周溝墓 清水琢哉 40
羽子田遺跡第20次調査の方形周溝墓 小池香津江 48
最近の京奈和道関連の調査で検出された方形周溝墓 米川裕治 53
本州北部出土の『遠賀川系的要素を持つ土器群』について 佐藤由紀男 62
弥生だより 平成14年度冬季企画展「発掘調査30年の足跡」 小畑佳子 83




39号 (2004年11月)

巻頭言 赤い色の話 清水琢哉 1
例会報告 五條市所在中遺跡の検討 前沢郁浩 2
原遺跡第10次調査と中遺跡第1・2次調査の概要 前坂尚志 9
五條市域における新たな弥生時代の遺跡の諸事例
 ―五條市域における京奈和自動車道関係の調査の成果を主として―
川上洋一 23
研究ノート 内傾口縁土器について(補足編) 豆谷和之 28
地域紹介 明日香村域の弥生遺跡 清岡廣子 35
小特集「京都府北部・福井県西部における集落の様相」
南丹波における弥生集落の動向 高野陽子 52
北丹波地域 田代 弘 70
丹後地域における弥生遺跡の動向 石崎善久 80
若狭地方検出の後期弥生土器の傾向について
 ―小浜市検出の土器を中心に―
鷲巣孔亮 96
弥生集落研究の新動向([)
 ―小特集「京都府北部・福井県西部における集落の様相」に寄せて―
森岡秀人 105
弥生だより 『唐古・鍵考古学ミュージアムの開館』 藤田三郎 108




40号 (2006年5月)

巻頭言 川の傍らに墓を作った人々 藤井章徳 1
例会報告 流紋岩製石包丁をめぐる諸問題 豆谷和之 2
例会報告1 四条シナノ遺跡について 本村充保 12
弥生時代前期環濠集落の特質 川部浩司 18
研究ノート 流紋岩製石包丁再考 塚田良道 38
地域紹介 大和盆地における流紋岩製石包丁製作工程について 櫻井拓馬 43
石包丁の石材 奥田 尚 49
例会報告2 坪井・大福遺跡の再評価 川部浩司 53
大福遺跡第22次調査 松宮昌樹 69
研究ノート 耳成山採集の石包丁関連資料について 有本昭子・有本雅己 73
弥生〜古墳時代の円頭形木製品 川瀬貴子 86
随筆 角のないシカ、角のあるシカ 安藤広道 95
小特集「大和・和泉地域における集落の様相@」
和泉北部地域における弥生時代集落の動向 池峰龍彦 100
和泉南部地域における弥生集落研究の現状と課題 山崎頼人 119




41号 (2009年5月)

巻頭言 「中平」の頃の奈良盆地 桑原久男 1
例会報告 中南和地域の方形周溝墓域の検討 豆谷和之 2
阪手東遺跡第2次調査における方形周溝墓の土器供献 清水琢哉 13
八条北遺跡の調査成果 本村充保 23
土橋遺跡の事例報告 竹田政敬 29
方形周溝墓調査の課題と方法 藤井 整 37
大和地域における方形周溝墓研究への提言 川部浩司 59
研究ノート 東大寺山遺跡の調査 福家 恭 64
近畿における初現期の弥生土器と集落 中尾智行 73
佐賀県瀬ノ尾遺跡出土の絵画土器 細川金也 98
小特集「大和・和泉地域における集落の様相A」
大和の弥生時代遺跡 豆谷和之 105
弥生集落研究の新動向(\)
 ―小特集「大和・和泉地域における集落の様相」に寄せて―
森岡秀人 129
弥生〜古墳時代の円頭形木製品 川瀬貴子 86
書評 佐原 真著 春成秀爾編『縄紋土器と弥生土器』書評 深澤芳樹 137



 42号 (2011年5月)
巻頭言 弥生ランドスケ―プ 村田裕介 1
例会報告 奈良県弥生時代竪穴住居の集成 豆谷和之 2
研究ノ―ト 若狭における弥生時代前・中期の様相
 ―福井県小浜市府中石田遺跡の調査成果から―
杉山拓己 22
府中石田遺跡における「五平柱」使用の掘立柱建物について 井之口茂 33
近畿北部における「弥生化」の諸問題
 ―小浜市丸山河床遺跡資料報告の紹介を兼ねて―
伊藤淳史 45
二つの様式名―遠賀川式土器と遠賀川系土器― 濱田延充 59
研究動向 朝鮮半島青銅器時代墓制研究の動向と課題 平郡達哉 67
随想 私の弥生彷徨ノ―トから(5)
関西大学博物館所蔵本山彦一コレクションにみる弥生の精華 ―40年前の末永雅雄先生の講義を思い出しながら―
森岡秀人 84